謎のノート

よく来たな勇者よ!
ここはゲームやデジタルガジェットに関するワシの主観溢れるレビューが読めるぞ!
フハハハハハハ!!

アニメ

ガルパンはいいぞ、4DXはさらにいいぞ

ガルパン4DXを観てきたぞ。

4DXは『マッドマックス 怒りのデス・ロード』以来2回目である。
『マッドマックス』を観た時にあまりにも4DXとの相性が抜群なので、これ以上の映画体験は当分ないだろうと思っていたが、早くも超える作品が出てきたのだ!

揺れ方があまりにも自然なので、見続けていると、だんだん元から4DXだったような気がしてくるのだ……。
もはや画面が揺れているのか席が揺れているのか区別がつかなくなってくる。
最初に観た時はわざとらしいと思ってた雨も4DXの演出を活かすためのものではと思わせてくれる。
あとは、風呂場でシャボン玉が面白すぎる。

100点満点の映画が150点になる、それが4DXなのだ。
ただひとつの問題は、ガルパン4DXがあまりに完成度が高すぎて、これを超える作品が当分出なさそうなところである……。

酔うのが怖くて体験していないのはもったいない。
私はかなり車酔いが酷いが、4DXは大丈夫だ。(作品によるかも知れないが……)
絶対酔わないと保証することはできないが、一回くらいは試してみるのも悪くないだろう。

ちなみに、4DXというから3Dは前提かと思っていたがそうではないらしい……。


【アニメ】『ガルパン』に突っ込むという極めて無粋な記事

『ガールズ&パンツァー 劇場版』を見てきたよ。

実に素晴らしい内容だった。
100点満点のアニメ映画というのはこういうものではないだろうか?
強いて文句があるとすれば、継続学園がいらない気がするが、まぁ、些細な問題だ。

完璧なのでもはや感想を書く気もしない……。
本ブログの読者は意識の高いオタクで、すでに観ているはずだから、わざわざ勧める記事を書く必要もないだろう。

代わりに、『ガルパン』に突っ込む無粋な記事を書きたいと思う。

近年、インターネットの発達でコンテンツは極めて突っ込まれやすくなった。
「弓道警察」などがその代表だろう。

ところが、『ガルパン』に至ってはあまりに強烈な突っ込みどころ満載であり、もはや「突っ込んだら負け」的なオーラを醸し出している!

そんな『ガルパン』にあえて突っ込んでみようと思う。
別に私はガルパンの設定資料集とかを読み込んでるわけではないと先に言い訳しておく(笑)!

1. そもそもタイトルがおかしい

異常にドイツかぶれなのに「GIRLS」だけ英語である。

2. 戦車は女性のもの?

そもそも女性の力で戦車はキツイのでは? という指摘は多かったが、それはまぁ置いておく。
『ガルパン』の世界において「戦車は女性のもの」という考えが定着しているが、それなのに会話に登場する歴史上の戦車乗りは実在の男性である。
戦車道連盟の理事長が男性なのもちょっと不自然かも?

3. 戦車道の危険性

どう考えても危険過ぎる。戦車道の試合は実弾で行われるが、戦車道の戦車は異常に硬いので大丈夫というトンデモ理論で納得させている。しかし、それを差し置いてもやはり危険過ぎる。車長がよく戦車から頭を出しているが、『FURY』には頭を出しているところに徹甲弾をくらって弾け飛ぶ兵士の姿が描かれている。本編で生命の危険を描いたシーンは1回しかない。

4. 戦車道の費用

戦車自体も高額なら、実弾の費用、練習や試合のための広大な土地の確保、建築物破壊に対する保証金など考えるととても実行不可能である。

5. 学園艦の謎

第1話の最後で大洗学園周辺が実は巨大な船の上であるということが明かされ、視聴者を驚かせた。しかし、この学園艦というのはなかなか不便そうである。事実上の離島、いや動く分離島よりやっかい。まず、携帯の電波とかどうするのか? 宅配便とかも届けにくそうである。そもそも「学園艦」という名前の通り学校であり、その他はオマケである。教育にコストを掛けることは良いことだが、この掛け方はおかしい。廃校になって当然である。あと、学校名もおかしいものが多い。「継続」「アンツィオ」「マジノ」とか戦争にちなんだ名前をつけるのはほぼ無理だろう。というか、継続戦争はフィンランドが負けて扱いではないのか?

6. 贔屓国によって有利不利がある

学校によって贔屓国があるというのが『ガルパン』の魅力的な設定のひとつである。しかし問題を感じる部分もある。そもそも国ごとに戦車の性能に差があるからだ。『FURY』を観るとわかりやすいが、台数を制限すれば基本的にシャーマンよりティーガーの方が有利である。戦車の性能よりも贔屓国を優先するというのだろうか?
『ガンダムVS』みたいにコスト設定とかないのだろうか?

まぁ、こんなもんでいいか……(笑)。
パンツァー・フォー!!



フューリー [Blu-ray]
ブラッド・ピット
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2015-12-25

【アニメ】原作よりも正しいアニメ『グリザイアの楽園』

いつ書こうか、タイミングを伺っていたが、楽園が終わったので書くことにする。

アニメ化はその原作の出世の証のひとつである。
基本的にアニメ化のメリットはアニメ化……つまりは動いたり音がついたりすることである。
そこにはリスクも有る。
作画クオリティからシナリオ改変、表現の自主規制、ダメな声優などが考えられる。
特にひどい場合は「原作レイプ」なる極めて不名誉な称号が与えられることもある。

基本的にアニメ化は「そのまま」「アニメにする」することが求められる傾向にある。
ところが、シナリオ分岐型ギャルゲーには特有にして根本的な問題が発生する。
つまりは「どのシナリオを選ぶのか?」ということだ。
だいたい3つの解決方法がある。
  • 一人選ぶ
  • 全部やる
  • 合成する

「一人選ぶ」というのは最もメジャーな解決方法だ。
基本的にはメインヒロインが選ばれるが、メインヒロインが曖昧だったり、メインじゃないヒロインが選ばれることもある。

「全部やる」というのはやや新しい手法で、『ヨスガノソラ』や『アマガミ』などが挙げられる。
はじめに共通ルートをやったあと、最初のヒロインをやり、その後分岐直後に巻き戻り次のヒロインへ……ということである。

「合成する」というのは巻き戻らず各ヒロインエピソードを順番に消化していく手法で、問題としてはシナリオ改変度が最も高くなるということだ。

ところが『グリザイアの果実』に関してはこの「合成」が圧倒的に正しくなる。

グリザイアシリーズ原作は『グリザイアの果実』、『グリザイアの迷宮』、『グリザイアの楽園』の3部作である。
ここで重要なのは『グリザイアの果実』のどのルートも続編には直接的には通じてはいないということだ。
(厳密には各ルートのアフターシナリオが存在するが話を簡単にするために無視する。)

『グリザイアの迷宮』、『グリザイアの楽園』は『グリザイアの果実』の5ルート全てを合成したシナリオを前提としているのである。
つまり、『グリザイアの果実』はアニメの方が正しいということになる。

厳密には重要ながらもカットされた要素があるのでやはり正しくないが、大筋のシナリオに関してはアニメの方が正しいという奇妙なことになっている。

ただし、ここで「そもそも続編自体が間違い」という発想をすればその限りではない。


【アニメ】『ラブライブ!The School Idol Movie』に見るコンテンツのデストルドー【ネタバレ少しあり】

とりあえず、時流に乗って『ラブライブ!The School Idol Movie』を見てきた。

全体的に感じたことは『ラブライブ!』、もしくはコンテンツ自身のデストルドー(死への欲動)だ。
つまりは、然るべきタイミングで綺麗に終わりたいという自意識である。

人気コンテンツというのはもはや利害が大きすぎてむやみに止まれなくなってしまっている原発のようなものだろう。
『ドラゴンボール』がその代表例である。

そんな中、「終わることへの決意」をはっきりと見せたのが本作だ。
また、本作はそれと同時に「継承されることへの欲望」も見せているのも特徴である。
つまりは、「『ラブライブ!』は終わってもG'sマガジン読者参加企画は不滅だぜ!」ということである。
実際は『ラブライブ! サンシャイン!!』なるものがはじまるらしいが……。
『ドラゴンボール』もZ(これで最後の意味)で終われなかったからやはり人気コンテンツは業が深い。

全く関係がないが、本作はFate感がある。
最初の水たまりを飛び越えようとするシーンは高飛びっぽいし、「女性シンガー」はおそらくシンガーのサーヴァント・コウサカなんだろう。

劇場版『ラブライブ!The School Idol Movie』挿入歌 「Angelic Angel/Hello,星を数えて」
星空凛(飯田里穂)・西木野真姫(Pile)・小泉花陽(久保ユリカ) μ’s
ランティス
2015-07-01

【アニメ】アニメ『艦これ』の水上スキー問題について考える

さて、『艦これ』のアニメが始まったわけだが……
だめだ……シュール過ぎる

まず、人(みたいなの)を「駆逐艦」と呼ぶ会話がシュールである。
これは設定上まだ仕方がない。

やはり本命は水上スキーである。
これはもっとなんとかならんかったのか?

ちょっと、改善案を考えてみた。
  • 走る
  • ジャンプ
  • ちょっと水面から浮かせてみる
  • もっと前傾姿勢にする
「走る」は多分駄目だろう。違う意味での超人感が出て、もはや今川作品になってしまう。
「ジャンプ」というのはつまりはプリズマ☆イリヤの美遊の飛行方法を水面に応用したものである。
個人的には「前傾姿勢」が有望だと思う。
あのシュールさは水上スキーそのものよりは直立であることから発生していると思う。

さぁ、あなたも好きなものを選んでみよう!
もちろんオリジナルアイデアでもいいぞ!

どっちにしろ、始まってしまったものは変わらないがね!

それはそうと、あの航空機にあんな人?が乗っていたのは驚きだった。


RSS
RSSはこちら
記事検索
QRコード
QRコード