期待作ラッシュの2016年下半期。
私がプレイした最初の作品は『真 流行り神2』だ。

おまえはまだギフを知らない

前作、『真 流行り神』はそれなりに楽しめはしたが、旧シリーズに比べて劣っていた。
さすがに反省したのか今作はかなり改善が見られる。
主人公が北條紗希なのは共通だが、前作では惨事に巻き込まれ翻弄されただけで何もできなかった人という印象が強い。
今作ではその後悔を原動力に積極的に立ち向かっていく人物になっている。
その姿は本作でリベンジを目指すメーカーの姿と重なるのだ。

半新シリーズというコンセプトはきっぱり諦め、今作から完全に旧作の続きというスタンスを取っている。
それによって自動的に前作『真 流行り神』も旧作の続きとしてインクルードされるのだ。
さらには『特殊報道部』も同じ世界を共有していることが明らかになった。
『ハンモック』はどうしたの?

旧作の続き――つまりは、我らが「F.O.A.F.」が帰ってきたのである。
シリーズファンにとって「F.O.A.F.」よりもワクワクする言葉はそうそうないだろう。
ただ、こうなってくると中二病っぽくなってくるので、純粋にホラーとして続けるのはどんどん難しくなってくるのではないだろうか?

ちなみに、旧作ではおなじみの「科学ルートとオカルトルートの分岐」が復活している。
旧シリーズは1つの事件を2方向から見ることで味わい深い作品になっていた。
ただ、シリーズファンなら「今更科学もオカルトもあるか!」と突っ込みたくなるだろう。
心配しなくても作中でもセルフ・クエッションならぬセルフ・ツッコミされている。

個人的にすごく嬉しかったのは「Final Liar's Art」が生かされていたことだ。
これは前作で各シナリオ最後のライアーズアート(わからない人はRPGの戦闘シーンだと思って)で流れた曲だ。
運命を切り開くことを想起させるようなカッコイイ曲なのだが、オチが「どうしてこうなった……」ばっかりなので逆に残念な印象を与えていた。
しかし、本作ではきっちりふさわしい使い方をしている。

本作をプレイして一番意外だったのが、ものすごく笑えるということだ。
本作はギャグやネタが満載である。

さて、次にゲームを買うのはFF15かな?

【PS Vita】真 流行り神2
日本一ソフトウェア
2016-07-07




特殊報道部
日本一ソフトウェア
2012-08-23