FF15本編に先駆けて劇場公開された『KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV』を観てきたわけだが……これはかなりすごいかった。

映画ガー映画ガー言い続けてると思ってたらついにここままで来たという感じである。
『スターウォーズEP7』よりはよっぽど出来が良い。

まず、フルCGで実写に限りなく近づけようとする擬似実写の映画というのがそもそも少ないので新鮮味を感じる。
私の記憶では大コケで有名な『FINAL FANTASY』ぐらいしか思い出せない。

次に、世界設定が実に興味深い。
舞台となるインソムニアという都市は現代日本のようなものになんか混ざっている感じが奇妙でおもしろい。
背景を見てるだけでもかなり楽しめる。
UNIQLOが普通に溶け込んでいてニヤリとできる。
使われている言語は日本語と英語(にそっくりのもの)である。
テレビや新聞の表示では英語(みたいなもの)だが、『BROTHERHOOD FINAL FANTASY XV』の学校内では日本語(みたいもの)で書かれた標語が貼られている。
自動車のナンバープレートは日本風である。
通常、言語と国家は一対一対応しているが、このルシスという国は一体どうなっているのかものすごく気になる。

そして、迫力の戦闘シーンである。
ワープ剣がとにかくかっこいい。
あの粒子エフェクトがいい感じ。

この作品唯一の問題は「続きはゲームで」であることだ。
根本的にそういうコンセプトなんだから仕方ないが、ソフト代定価税込み9504円とクリアまでの推定プレイ時間約40時間がそれぞれかかるというとてつもないハードルの高さだ。
ゲーム機本体代定価税込み37778円がかかる人もいる。
『ADVENT CHILDREN』は逆だからよかった。
「かつてFF7をクリアしたが、今更RPGのクリアとかキツイ」という人が多いことにマッチして見事に大ヒット。
というわけで映画としては中々の逆境である。
逆にFF15をやる気でいるゲーマーの皆様は1800円と115分だから絶対に見ておくべきである。

ちなみに本編の4人がほんのちょっとだけ登場するが、そこだけクオリティが低いのはご愛嬌。