このブログを読んでいるような意識の高いオタク諸君はアニメやゲームの元ネタもしっかり辿っているはずだ。
映画を元ネタに使っている作品は多い。
今の御時世、映画はネット配信で見たいところであるが、残念ながらまだまだ配信されていない作品は多い。
やはり頼りになるのはまだまだレンタルビデオだ。
しかし、自宅の近所に都合よくレンタルビデオ店がなかったり、あっても品揃えが微妙だったりする。

そこで、お世話になるのが宅配レンタルだ。
ネット配信ができる時代に無駄感がすさまじいのだが、仕方ない。
見れるだけマシと考えよう……。

そんなわけでとりあえず「TSUTAYA DISCAS(ツタヤ ディスカス)」を使ってみたぞ。

とりあえず、アカウントを作ると1ヶ月無料を理由に自動的に「定額レンタル8」なるプランに加入させられが、これは壮大なトラップである。

名前の通り、月に8枚まで借りられるプランである。
正確には、8枚まで新作から旧作まで借りることができ、その後は旧作なら借り放題というプランである。
つまり、新作を優先して借りないと損なのだ。
こういう面倒さを抱えているところが最初の減点である。
ちなみに、「定額レンタル4」、「定額レンタル16」、「定額レンタル24」も存在する。

定額プランは、「定額リスト」というものに見たい作品を登録していくと、リストの上位2枚が1セットで追跡ゆうメールで送られてくる。
追跡ゆうメールなので日曜日も配達される。
2枚1セットなのは、送料の節約だろう。
仕方ない気がするが、ちょっと不便である。
全て貸出中などの場合は飛ばして1つ下のものを送ってくる。
貸出可能な作品を2つ以上登録するまで送ってこない。
シリーズの順番を守る機能が付いている。

ちなみに送られてくる封筒のサイズは縦約13cm、横約16cm、厚さはほぼディスクのサイズのみである。
よくレンタルビデオ店で使われている厚みのある硬いケースではなく、ふにゃふにゃの薄いケースである。
とりあえず、自宅の郵便受けが小さくてレターパックが入らない人も安心していい。

送られてきた封筒の自宅の住所が書かれた部分を切り取ると、今度は返送先が現れる仕組みだ。
返送は普通のゆうメール行われる。
返送先が私書箱なのは日曜日も回収するためだろう。
普通のゆうメールは日曜日には配達されないからだ。

送られてきたセットを返却すると、次のセットが送られてくる。
ここで問題なのだが、向こうに届くまで次のセットが発送されないのだ。
往復の時間ロスはかなりのものだ。
シリーズものを連続で見たいときには特に痛い。

ちなみに、上位のプランになれば同時に借りることのできるセット数は増える。

こういう、かなり使いづらい定額プランだが、「定額レンタル8」の場合税抜き1865円である。
これが高いか安いかはその人の財力次第であるが、少なくとも毎月決まってそれなりの枚数を借りるというのは結構難しいのではないだろうか。
しかも上記面倒な条件付きである。

忘れてはいけないのは、あくまでメインはネット配信であり、レンタルは代替手段であるということだ。

やたらと定額をプッシュしてくるが、「TSUTAYA DISCAS」では単品レンタルも可能である。
レンタル料金は1枚あたり税抜き220円で、送料は同時に借りる枚数によるが、1~2枚なら税抜き270円だ。
こちらは1セットの枚数も1~16枚と自由であり、複数セット同時に借りることもできる。
圧倒的に使い勝手が良い。
ちなみに送料の都合上、1セットの枚数が多いほうがお得だ。

我々が使うべきは、おそらくこちらだろう。

財力のある人には定額制はあまり必要ないし、財力のない人には高く感じられる「定額」なのだ。

「定額レンタル8」は無料期間だけおいしく利用させてもらって、すみやかに解除するのが良い。


ちなみに、「ツタヤ」ではあるがTポイントカードがなくてもアカウントは作れるし、アカウントを作ったからといって自宅にカードが送られてくることはない。

と、いろいろ書いたが他の宅配レンタルサービスを使ったことがないので、実は根本的に他のサービスの方が良い……ということもあるかもしれない。

TSUTAYAの謎
川島 蓉子
日経BP社
2015-04-29