オープンワールドギャルゲーとして圧倒的なインパクトで迎えられた本作。
もちろん買わないわけにはいかず、買ってプレイしてみたぞ。

キワドいSSばっかりが話題になっているが、とりあえずマジメにゲームとして評価を考えたいと思う。

とりあえず、エンディングまで行ったが、どのヒロインのものでもなくなんかがっかりだ。
普通のギャルゲーなら既読スキップを駆使して簡単にやり直せるが本作はそうはいかない。

このゲームはとにかくしんどい。

まず、舞台となる島が結構広い。
自転車を使っても一周すると約6分もかかってしまう。
ゲーム世界の6分はかなりである。
ちなみに自転車はボタンを連打しないと進まないスパルタ仕様だ。
広いこと自体はいいことだ。
しかし、ワープ機能の充実が必要である。
本作にワープ機能はない!

次に「時間」が結構長い。
1日が結構長くて、それが3ヶ月もある。
イベントは特定の時間に見なくてはならないので攻略要素がそれだけ複雑だ。
一応タイムスキップ機能はあるがかなり大雑把である。

さらに島の住人にはぶつからないように気を使わなくてはならない。
ぶつかるだけで簡単に好感度が下がるので、話しかけるときも慎重になる。

そんなこんなで、まともにやろうとすればすごい時間と根性もしくは攻略サイトが必要だ。
実際には攻略サイトがあってもけっこうしんどい。

「ごめんなさい……タムソフトの開発力ではこれが限界なの……」

結論としては意気込みは買うが荒削りすぎるといったところだ。
今の段階では苦しいが、いずれはノウハウが積み重なって神ゲーへと至ってくれることを願う。

長所ももちろんあって、最大のポイントは300人にも及ぶ登場人物だ。
それぞれが大雑把ではあるがタイムテーブルを持っており、例えば夕方になれば学校の生徒たちは一斉に下校し、大半が駅に吸い込まれていく。
ちなみに、「合宿中に帰宅する」というおもしろバグがある。