よし、だいたいクリアできたから書くか……。

私は流行り神シリーズは全部やっているぞ。
(隠しシナリオとかはやっていないところもあるけど……。)

ついでに『特殊報道部』と『ハーレム天国だと思ったらヤンデレ地獄だった』もプレイ済みだぞ!

これまでのシリーズとは繋がりなし

まず、はじめに概要を。
流行り神シリーズの新作だ。
しかし、旧シリーズからはコンセプトと一部システムのみを継承し、シナリオ的な連続性はない。
(後付で統合されるかもしれないが……。)
だから旧シリーズをやっていなくてもついていけなくなる問題はない。
そういう意味では安心してプレイしてほしい。
(内容がエグいという意味では安心できないが……)
旧シリーズの方がおもしろいのは内緒だ……。
ただ、あくまで比較上の話で、本作も十分に楽しめるぞ。

特異なシナリオ構造

本作の特徴は大きく2つ。
ひとつはエグい内容。
これは後述しよう。

もうひとつは特異なシナリオ構造である。
そもそも、アドベンチャーゲームやノベルゲームのシナリオ構造というのは大きく分けて2つのパターンに分けることができる。

小さなシナリオが連続する『直列型』。
複数のシナリオが平行して存在する『並列型』。

並列型というのはよくギャルゲーであるような共通ルートから個別ヒロインルートへ分岐するというのがメジャーである。

厳密には簡単には分けられない複合的なものも多い。

ちなみに旧流行り神シリーズは直列型だった。

しかし、本作は違う。
どちらかといえば並列型に近い。
ただ、よくあるタイプではない。

まず本作には『ブラインドマン編』、『悪霊編』、『死臭編』、『生け贄編』、『パンデミック編』、『洗脳編』、『寄生虫編』、『人形編』、『秘密クラブ編』の9つのシナリオが用意されている。

最初にゲームをはじめると『ブラインドマン編』がはじまる。
これをクリアすると、新しいシナリオへ至る選択肢が『ブラインドマン編』のどこかに現れるのだ。
つまり、「シナリオをクリアするとこれまで通ってきたどこかに新しいシナリオへ至る選択肢が現れる」という構造なのだ。

重要なのは、登場人物が極めて少人数であることである。
すべてのシナリオはS県C村という狭い範囲で展開する。
つまり、1つの村と少ない登場人物で9つのシナリオを回しているのだ。

これを実現する重要な仕掛けがある。
おどろくべきことに、シナリオが切り替わった瞬間にこれまでの展開と矛盾しない程度に設定が改変されるのだ。

ある人物のバイト先がキャバクラだったり旅館だったりするのである。
これがギャグコントを見ているようでおもしろい。

だいたいの人物にクズ、もしくは犯罪者の役割が回ってくる。
そして1シナリオあたりのクズの数も割りと多い。
よって、総合的に見ると、ほぼ全員クズに見えるのもおもしろい。

キャラクター使い回し戦法は開発コストを下げる上手い手法だと思う。

マルチバッドエンド

9つあるシナリオのだいたいが、ハッピーエンドとは言い難いものだ。
「数多のバッドエンドを回避して到達した結果がこれかよ!?」と言いたくなるようなものである。

ただ、救いがあるとすれば『秘密クラブ編』であろう。
これはかなりの神展開である。
ぜひ、自分の目で確かめてほしい。(Vジャンプ攻略本風)

あとは、主人公が女性であることについて言及しようと思ったけど、まぁ今回はこのへんにしとこ。

真 流行り神
日本一ソフトウェア
2014-08-07