ROBOTICS;NOTES (通常版)
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えーっと、今回はロボノの感想。

そういえば前作シュタゲがXBOX360でクリアした最初で最後のゲームだった気がする。
シュタゲを最後に私のXBOX360は押入れに封印されてしまったが、今作は幸いにもPS3版があったので封印解除の必要がなくてよかった。

最悪の分岐構造

ロボノの分岐構造はサブエンドを全て見るとグランドエンドが見れるという時々あるパターンだけど、かなり嫌な仕掛けがある。それがロボノの特徴である「ツイポ」システムだ。ロボノにはありがちな選択肢による分岐はない。簡単に言うとTwitterみたいなものでキャラクター達とコミュニケーションが取れるシステムなんだけど、これによる返信の仕方で分岐が判定される。返信するためにはこまめにツイポを確認しなければならない。つまり、この手のゲームにありがちなスキップ巡回法は使えない。単純にスキップするだけならバッドエンド?へまっしぐらだ。こまめにスキップを解除してツイポを確認しなければならない。これは駄目だろう。

設定のもうちょっとリアリティを

設定に関していくつかよくわからいところがある。この世界では「ポケコン」と呼ばれる7インチのタブレットのようなものが一般に使われているが、こんな大きなものが本当に普及するのだろうか?そもそもポケットに入らないぞ。実はものすごく軽くて持ち運びが苦にならないのだろうか?

主人公のポケコンには一切のボタンがない。音声操作が可能なようだが、声を出せない場面もあるだろうにどうするのだろうか?

また、この世界では「キルバラ」というロボットアクションゲームが普及しているようだが、精密な操作を必要とするアクションゲームがタブレットに十分に遊べるのかはかなり疑問である。2019年のタッチパネルはものすごく進化してしてなんとかなったのだろうか?

このように、がんばれば説明できるかもしれないけど、イマイチリアリテイに欠けることが多い気がする。

アニメにご期待ください

なんかいろいろ書いたけど、基本的に話は楽しめたので、これはつまり、アニメにご期待くださいということだ。
シュタゲの4℃さんみたいに前川さんの姿もアニメでは見られるだろう。

2012年はアドベンチャーゲーム豊作の予感

今年は『ROBOTICS;NOTES』『TIME TRAVELLERS』という優秀なアドベンチャーゲームがすでに2作も発売されているが、さらに『スーパーダンガンロンパ2』『特殊報道部』など期待できるタイトルが用意されている。今年はアドベンチャーゲーム豊作の年になるかもしれない。