謎のノート

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フハハハハハハ!!

2017年01月

裁判系ゲームの新たな傑作、『ネットハイ』をプレイせよ!【ネタバレなし】

発表当時気になったけど、発売時にすっかり忘れていた『ネットハイ』をようやくやったんだよ。
とりあえず、ネタが命のゲームなので致命的なネタバレは避けて語ってみる。

これは所謂裁判系ゲームで、『逆転裁判』や『ダンガンロンパ』みたいなタイプだ。

通常裁判系ゲームは犯人やトリックを当てることが目的になるが、本作は主人公と「相手」のほぼ一対一の戦いである。
勝敗はどちらが「国民」の「支持」を得られたかで決するというものだ。

裁判系ゲームというのはだいたいものすごくカリカチュアライズされている。
厳密な議論が難しいことを誤魔化すと同時に、それ自体を個性とする一石二鳥の戦略だ。

本作のカリカチュアライズは特に凄まじく、まず、重要キャラ以外はほぼピクトグラム化されており、独特の世界観を形成すると同時に、開発コストの削減になっており、まさに一石二鳥だ。

先程「支持を奪い合う」と書いたが、主人公は所謂「底辺」、持たざる者なので、基本的に相手の評判を下げる戦法を使う。
主人公は調査と言葉の揚げ足取りで相手の化けの皮を剥いでいくのだ。

裁判系ゲームでは犯人を追い詰めると態度が変容することが多いが、本作はなんと物理的に変化する。
たとえば、持っていたコーヒーが栄養ドリンクに変化したりする。
もはやどういう理屈なのかさっぱりわからないが、これも実は……。

本作は以下のような方々にお勧めする。
・裁判ゲームが好きな方
・『グレンラガン』や『キルラキル』みたいなセンスが好きな方
・『シュタゲ』みたいなネットネタが好きな方
・『1984』などのディストピアネタが好きな方
・『メタルギア』シリーズ(特にMGS2)の設定やシナリオが好きな方

ちなみに、タイトル通りネットネタ満載であるが、なんJと淫夢ネタはほぼなかったのは残念だ。
これらがないとなんか中途半端感がある。
「流れ変わったな」はあったけど。

設定の粗は凄まじいが、もはや突っ込んだら負けなタイプだ。
とにかく熱いシナリオなので私としては強くお勧めしたい作品だ。

ネットハイ
マーベラス
2015-11-26


2017年、あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。

昨年は、年末ラッシュでFF15先輩やトリコ先輩という10年選手が連続してエターナル学園を卒業できたのが大きい。
もはやこの領域にくるとクオリティや売上がどうこういう次元を超越した話になってくるのだ。
完成した、発売された、それだけでよかった。

あとはPSVRが発売されたが、全然行き渡ってないから2017年が本番と言えるだろう。

今年も序盤から期待作のラッシュが待っている!

というわけで今年も終わり続けるゲーム業界を見守る当ブログをよろしくお願いします!
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