最近の田端氏のインタビューを読んでずっと思っていたのが、クリエイティブな要素があまり出てこない。組織論が主なのである。つまるところ、「この人クリエイターじゃねぇ!! プロジェクトのマネージャーだ!!」と思っていたのだ。

とか思っていたら、ついにこんな記事が出た。

誰もがみんな“FF病”だった――鉄拳・原田Pによる不定期連載「原田が斬る!」。第1回はスクウェア・エニックス田畑氏が「FFXV」流リーダー術を語る

田畑氏:
 実は原田さんには,以前にもそのことを聞かれたんですよ。あなたのアビリティはなんなのかって。そのときは即答できなかったけど,今日はちゃんと考えてきました(笑)。僕はね,強力な組織を作るのがうまいんです。


だそうだ。
おそらくFF15を完成させるにはこういう人が必要なのだろう。
しかし、だとすれば実に夢のない話である。
田端氏の台頭は日本のゲーム業界の終焉の表れかもしれない。
想像だが、海外の大作ゲーム開発はもっと早くこうなっていたはずだ。

ちなみに私はプレイヤーとしてはFF15にものすごく期待している。
数少ない日本的な感性で作られる超大作だからである。
逆に言うと、こういう作品が少ないということで、やはり日本のゲーム業界は終わっているのかもしれない。
メタルギアも終わったもんね!